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あなたとHTB


このページは令和元年8月25日放送分から引用しています。

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森・佐藤両アナウンサー

佐藤良諭アナウンサー

おはようございます 
「あなたとHTB」の時間です。 
「あなたとHTB」は視聴者の皆様とともに
よりよい番組作りと放送のあり方を目指す番組です。

森さやかアナウンサー

今回は今年6月と7月に開催されました。
第515回第516回の放送番組審議会で審議されました 
HTB開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」と
テレビ朝日系列24社放送番組審議会代表者会議の
全国統一テーマについて委員のご意見をお伝えします。
最初に、HTB開局50周年ドラマ
「チャンネルはそのまま!」についてです。

佐藤アナウンサー

「チャンネルはそのまま!」は、今年3月18(月)から
5夜連続で地上波放送した連続ドラマです。
原作は、札幌在住の漫画家、佐々木倫子さんの漫画で
札幌のローカルテレビ局に現われた
不思議なパワーを持つ新入社員が、
同期や上司など周囲を巻き込みながら
奮闘する日々を描いた番組です。

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HTB開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」

佐藤アナウンサー

この番組に対して番組審議会委員から頂いた
ご意見の中からまずは評価点を紹介します

≪評価点≫
●基本的には1話ごとに様々な物語を
組み合わせていて 転換も見事で
リズムもよく 見ていて飽きない作りだ

●オープニングのドローン映像はすごかった
ワンカットのはずがないけれど
ワンカットのようで本当にすばらしかった

●人が行き交い 怒号が飛び交う
緊迫した場面展開で視聴者を引きつけた
胆振東部地震の記憶が新しいだけに 
身近な出来事として感じてもらう効果もあった

●もっとテレビ局内や特殊な業界の様子を
見たいと思っても見られなかったのが
このドラマは存分に見せている

●原作に恵まれたこと
脚本もかなり上質な仕上がりだったこと
センスのいい 知識と経験と人脈の豊富な監督たちや
スタッフたちを東京から呼べたこと
旧社屋を使い尽くしたロケーション
これらはすべて これまでHTBという会社が
蓄積してきた様々な人脈やノウハウがあってこその結果だ

森アナウンサー

●実際の放送局でドラマを撮るという
ドキュメンタリーな感じも相まって
あらゆるキャラクターが 
実際の人物に感じられるほどリアリティがあり 
絶対に次も見たくなると感じた

●出演者が ほぼ北海道にゆかりのある方たちで
これ以上ない HTB開局50周年記念番組に
ふさわしいキャスティグだった
CMのスポンサー企業にも 代表的な道内企業が多く 
まさしく「オール北海道」のドラマだった

●原作コミックの雰囲気が壊されることなく
特に芳根京子さんは 雪丸花子そのものだったと
周りの学生たちにも評判だった

●原作のモデルになった人物であろう人が 
その役を演ずるというのはかなり難しいと思う
そこを藤村さんにやらせた判断は 
かなり勇気のいることだったと思うし 正解だった

●これだけのドラマを
作ることができたのは
作り手の面白い番組を作ろうという
情熱が大きい 心から敬意を表したい

佐藤アナウンサー

ここまでは委員のご意見のうち
評価点を紹介しました。 
このあとは、要望点、改善点と提言を紹介します

≪要望点 改善点≫
▲おなじみの登場人物 ナレーション 
社屋裏の公園 甘い物を食べている小倉さん
常連さんの「ツボ」を押さえており
HTBらしさといえば 確かにその通りなのだが
そこは「強み」なのか 「マンネリ」なのか
「分かる人にしか分からないもの」が多くなればなるほど
  「楽屋落ち」の世界に陥ってしまう

▲後半の蒲原さん問題の比重が大きすぎて 
重いし 暗いし 大泉さんが上手すぎるしで 
印象として持っていかれる気がした
週1回の放送なら 気にならなかった

森アナウンサー

▲採用試験の3次試験の部分が
ちょっと長く感じた
泉谷しげるさんも出てきて 
魅力的ではあったが
ここだけちょっとテンポが 
若干今までの流れに比べると良くなかった

▲雪丸さんの両親が登場する場面は
2話以降の布石なのかもしれないが
第1話だけでは 
位置づけがよく分からなかった

【提言】
☆50周年を一つの区切り 通過点と考えて 
このドラマを総括し
次の50年 このテレビ局が
この街で何をしてゆくのか
良かった良かったで終わるのではなく 
札幌で こうした連続ドラマの取り組みが
もっとできれば良い

☆南平岸の社屋の問題もあるので 
続編を作ることは難しいのかもしれないが
一ファンとして 是非ご検討いただければと思う

佐藤アナウンサー

つづいて 今年10月に開催されます
テレビ朝日系列24社放送番組審議会代表者会議の
統一テーマ「“少子超高齢時代”における テレビの使命と役割」について委員のご意見を紹介します

≪議題設定について≫
■ネットの若者たちが歳月を経れば 
テレビに戻ってくるわけでは決してない
その意味では「少子」と「超高齢」は
連続性のある問題として 
いま対策を講じるべき課題だ

■番組審議会で議論すべき議題なのか
違和感がある
高齢者の興味と 不安をターゲットにして 
週刊誌は命を繋いでいるように見えるが 
もう若者は週刊誌を読まない
民間のテレビ局が こんな刹那的なテーマを
議論していたら 同じようになってしまう

≪「シニア層のニーズに応え活力を与える番組コンテンツ」≫
■ほぼすべてのシニア層にとって
最も関心があるのは「健康」だ
「健康」に特化した番組は 
どれも長寿番組で視聴率が高いことがうかがえる 
「災害」と同じで 「健康」というテーマは 
定期的に考えて予防する必要があるから
特に目新しい情報でなくても見てしまう

森アナウンサー

■学習意欲や新しいことに挑戦してみたい方が
たくさんいるので
テレビで様々なことを学ぶ
しかも双方向で交流できると良いのではないか

■生活に余裕を作って その余裕を楽しんで 
健康を維持するのが 最も大切なことになる
シニア層のニーズに答えるのには
あまりお金がかからないシニア層向けの
ファッションが見られる番組ではないか

■「6ポケット」という言葉に象徴されるように
近年のシニア層の消費は 
孫に向けられたものが増えている
孫との話題作りができるような
情報番組を制作してみてはどうか

≪「高齢者に寄り添い充実した人生をサポートするには」≫
■災害情報はもちろん 避難経路や災害対策に関する
サポートについても
高齢の視聴者に対して 
テレビというメディアがサポートできることは多い
わかりにくい災害情報の専門用語などを
解説するような番組やコンテンツなど
最も身近なメディアであるテレビの
強みを活かしてほしい

佐藤アナウンサー

■ひとり暮らしの高齢者世帯で テレビ電源の
オンオフを使った安否確認ができないのか
既存の安否確認サービスを提供している
企業と連携するような取り組みがきると良い

■番組を一方的に送り出すだけではなく 
番組を見てリアルイベントに参加する
それをもとにイベント参加者のコミュニティを作る
そのコミニュニティの意見を反映させて
さらに次の番組を作っていく循環が出来ないか
高齢者が外に出る機会になり 
生きがいにもつながる

■シニア層に的を絞るより 
質の高いものを作っていくことが優先だ
高齢者の施設の入居者などは 
若い方に会いたいのだ
子どもや若者などと 
一緒に楽しめるものが良い

森アナウンサー

この後は、「テレビが軸足を置くべき視聴者層」と
「テレビが果たす役割」について 委員のご意見を
紹介します

■優良なコンテンツの提供が
若者層の新たにテレビを買うきっかけや
インセンティブになるとは考えづらい
一方で 中高齢者にとっては 
シンプルで分かりやすいテレビは
引き続き生活を支える
重要な役割を担っていくものだ

■テレビも新聞も高齢者に支えられている
構造は同じだが
新聞は小さい字が読みづらくなると
離れてしまうが
テレビは受動的であるがゆえに 超高齢者にとって
最後まで最も身近な情報源であり続ける

■テレビは高齢者が見るものという風に
なるのはあまり好ましくない
児童や中高生含む若い方にも見ていただけるものを
作った方が良い

■シニア層以外に軸足を置くべきは 
幼児と児童だ
幼児や児童をテレビの視聴者として
囲い込む必要がある
キーワードとして 「アニメ」と「教育」に
注目している
海外アニメにひらがなの字幕を付けて
英語のまま放映すると英語教育の要素も加わる

佐藤アナウンサー

≪「テレビが果たす役割」≫
■テレビが他よりも健全で信頼できる
メディアであると認識され
全世代にとって有用な情報や上質な
エンターテインメントが放映させている限り
テレビの有用性は変わらない

■様々な理由で活字を読むのが辛い人たちにも 
深い内容を丁寧に届けられるメディアだ
私は視力に将来的に不安があるため 
自分の今後のためにも音声メディアやテレビに期待する

■これからの夢を描く小さな子どもたちや 
若い大人たちに
途方もない未来を描いてもらう役割が
テレビ 特に民放テレビ局には必要だ
今の10代 20代 30代の若い世代が
その次の時代を考え 備え 
夢見ることができるような
役割をテレビに期待している

■新聞が紙からデジタルへと舵を切り 
一部は専門分野に特化したバーティカルサイトを
数多く立ち上げつつあるように
テレビも電波からアベマテレビのような
インターネットテレビの世界に
もっと踏み出すことが必要だ

佐藤アナウンサー

今回頂いた委員のご意見は、
10月に開催されます
テレビ朝日系列24社の全国会議において、
審議されます。

森アナウンサー

「あなたとHTB」次回の放送は、10月に放送予定放送です
9月に開催される第517回放送番組審議会における
委員のご意見を紹介いたします。

過去の放送より